平成29年度和食調理講習会
2017.08.22活動報告
1.趣旨
近年、食生活を取り巻く社会環境の変化などに伴い、偏った栄養摂取や不規則な食事など子ども達の食生活の乱れや肥満・痩身傾向などが見られる。 特に、成長期にある子どもにとって、健全な食生活は健康な心身を育むために欠かせないものであると同時に、 将来の食習慣の形成に大きな影響を及ぼすものであり、極めて重要である。
こうした状況を踏まえ、乳幼児・児童・生徒の食生活の改善に資するため、昔ながらの日本の食事スタイルに着目し、 学校給食等関係者が季節の旬の野菜を活用した栄養バランスの整った食事を作ったり、その効果等について再確認をし、 給食及び食に関する指導に生かしていく。
2.日時・場所
- 平成29年7月15日(土)中部:ふれあいの家 縁 出雲ラピタ2F
- 平成29年7月29日(土)東部:いきいきプラザ島根
- 平成29年8月 1日(火)東部:いきいきプラザ島根
- 平成29年8月20日(日)西部:浜田いわみーる会館
- 平成29年8月21日(月)西部:浜田いわみーる会館
3.料理講師
- 東部・中部研修担当 (いきいきプラザ島根会場・出雲ラピタ会場)
島根庖友会
島根県日本料理技能士会 会長 安 田 政 男 - 西部研修担当 (いわみーる会場)
日本料理庖匠師範 島根県優秀専門技能者
料亭ひがしや 代表取締役 小 林 敏 行
4.内容
- 身近な材料を生かした和食の調理実習
- 健康づくりのための食事のあり方についての講話と意見交換
メニュー
講義・調理の様子
島根県食育・食の安全推進協議会でご縁が出来た島根県調理師会から、東部・中部地区と西部地区に分けて講師の先生をご紹介いただき、魚のさばき方をメインに5品実習。
生きのいいアジがヘロヘロに、ソーメンがお玉にくっつく、葛との攻防・・の騒ぎの中、講師先生直々の指導や重ねられた経験に裏打ちされた軽やかな遊び心によって和食の繊細さ奥深さに触れ、 改めて和食の良さを再確認することとなった受講生の皆さんが力強く各職場へ帰って行かれる姿を送りながら、私たちのために惜しみなく技術を伝授いただいたお二人の講師先生に心から感謝したいと思った。