平成30年度和食調理講習会
2018.08.21活動報告
1.趣旨
近年、食生活を取り巻く社会環境の変化などに伴い、偏った栄養摂取や不規則な食事など子ども達の食生活の乱れや肥満・痩身傾向などが見られる。 特に、成長期にある子どもにとって、健全な食生活は健康な心身を育むために欠かせないものであると同時に、 将来の食習慣の形成に大きな影響を及ぼすものであり、極めて重要である。
こうした状況を踏まえ、乳幼児・児童・生徒の食生活の改善に資するため、昔ながらの日本の食事スタイルに着目し、 学校給食等関係者が季節の旬の野菜を活用した栄養バランスの整った食事を作ったり、その効果等について再確認をし、 給食及び食に関する指導に生かしていく。
2.日時・場所
- 平成30年7月22日(日):東部 いきいきプラザ島根
- 平成30年7月28日(土):中部 ふれあいの家 縁 出雲ラピタ2F
- 平成30年8月7日(火):東部 いきいきプラザ島根
- 平成30年8月19日(日):西部 浜田いわみーる会館
- 平成30年8月20日(月):西部 浜田いわみーる会館
3.料理講師
東部・中部研修担当 (いきいきプラザ島根会場・出雲ラピタ会場)
島根庖友会
島根県日本料理技能士会 会長 安田 政男
西部研修担当 (いわみーる会場)
日本料理庖匠師範 島根県優秀専門技能者
料亭ひがしや 代表取締役 小林 敏行
料亭ひがしや 代表取締役 小林 敏行
4.内容
- 身近な材料を生かした和食の調理実習
- 健康づくりのための食事のあり方についての講話と意見交換
メニュー
講義・調理の様子
昨年と同じ講師先生により、肉をメイン(昨年は魚)にした調理実習。
季節の旬の食材はもちろん、走りの食材、名残りの食材を使うことによって身体にも心 にも栄養が浸透していくような豊かな献立だった。
同じレシピなのに、食材の処理の仕方、火を入れるタイミング等で、お肉がゴムみたい になったり、根菜がガシガシしたり、胡麻豆腐が固まらなかったり、出来上がりが班によ って様々で面白かった。
受講生の方々は一様に笑顔で、ほんのちょっとの手間が出来上がりを左右することを確認しながら、 おさらいしつつ、いつもの1.5倍くらいの量の作品をペロリと平らげた。