2019年度和食調理講習会
2019.08.09活動報告
1.趣旨
近年、食生活を取り巻く社会環境の変化などに伴い、偏った栄養摂取や不規則な食事など子ども達の食生活の乱れや 肥満・痩身傾向などが見られる。特に、成長期にある子どもにとって、健全な食生活は健康な心身を育むために 欠かせないものであると同時に、将来の食習慣の形成に大きな影響を及ぼすものであり、極めて重要である。
こうした状況を踏まえ、乳幼児・児童・生徒の食生活の改善に資するため、昔ながらの日本の食事スタイルに着目し、 学校給食等関係者が季節の旬の野菜を活用した栄養バランスの整った食事を作ったり、その効果等について再確認をし、 給食及び食に関する指導に生かしていく。
2.日時・場所
- 2019年8月3日(土):中部 ふれあいの家 縁 出雲ラピタ2F
- 2019年8月9日(金):中部 ふれあいの家 縁 出雲ラピタ2F
3.講師
2019年8月3日(土)
食結企画
料理研究家・フードプロデューサー 土井 小百合
2019年8月9日(金)
美味しまね選考委員
管理栄養士 大谷 清美
4.内容
- 身近な材料を生かした和食の調理実習
- 健康づくりのための食事のあり方についての講話と意見交換
メニュー
講義・調理の様子
今年度は2人の先生にお願いをして、2回の開催ともにそれぞれの参加者のニーズに合うような献立での 調理実習とお話をしていただきました。
8月3日の実習では、野菜を取り入れられるようなメニューを実施。調理工程も難しくなく、 現場に戻って実施してもらえるような内容になっていて、参考になったとの感想を多くいただいた。
8月9日の実習では、1食あたり食塩相当量2g以下の献立を体験してもらえるメニューを実施。 学校給食で関心の大きい内容だったので、これからの給食に生かしていきたいとの反応だった。
給食現場にすぐに生かせる内容の献立で、参加者達の反応も非常によく、有意義な講習会を行えたと感じた。